みなさん、こんにちは。ちゃるぶろです。10年ほど前から愛用しているオーブンレンジで週末はパン作りに励んでいます。
「パン作りって難しい感じがするし、そもそも高温が出るオーブンが必要なんじゃないの?」興味はあるけど、そのような理由でついついパン作りを敬遠してしまっていませんか?
私のオーブンレンジは210℃以上は出ないことからパン作りを諦めていました。しかし、高温が出なくても簡単に食事パンや菓子パンが美味しく焼けることが分かったのてす!それ以来、レパートリーも増えて手作りをする楽しさも味わっています。
きょうは、そんな悩みを解決すべく、あなたのご家庭にあるオーブンレンジで気軽に手軽に、また初心者さんでも作れるレシピをご紹介します。基本のロールパン生地を使ってチョコレートパンとハムチーズロールを作ってみましょう。
みなさんも大好きなポピュラーなこの2品。具材も板チョコやハム&溶けるチーズなど簡単に手に入る食材を使った初心者でも簡単にできるパンです。
基本のロールパン生地・共通の材料と工程
■強力粉 200g
■インスタントドライイースト 3g
■砂糖 24g
■バター 30g
■塩 3g
■卵1個+水 142g
■スキムミルク 8g
生地を捏ねる・一次発酵
- バターと水分以外の材料をボウルに入れて、全体を混ぜ合わせる。
- 全卵と水を混ぜ合わせたものをボウルに加えて粉気がなくなるまでよく混ぜ合わせましょう。
- 作業マットに生地を移して手のひらで生地を台にこすりつけるようにして捏ねる。
- カードを使って生地を集めながら捏ねていくと、生地の一部がマットからはがれるようになってきます。
- マットや手に付いた生地をカードを使って集めてひとまとめにします。
- 生地を持ち上げて台にたたきつけ、手前に軽く引っ張ってから向こう側に返す「6」
- 表面が滑らかになるまで「6」を繰り返しましょう。
生地を薄くのばして向こう側が
透けて見えるようになったら
捏ねあがりOKです
- 生地の一部を取って指先で伸ばし、裏側が透けて見えるようになったら生地を平らに広げてバターを包み込み、生地とよくなじませる。
- 生地がまとまってきたら、両手で軽く手前に引き寄せて生地の表面を張ります。
- ボウルに入れて30℃で50分一次発酵させましょう。
ここまでの工程をホームベーカリーにすれば、さらに簡単にできますね
分割・丸め・ベンチタイム
- 生地が2倍の大きさになったら指先に打ち粉をつけて生地の中に指を入れて発酵の具合を見る(穴が塞がらなければ発酵完了)
- ボウルから生地を取り出し、分割します。
- 生地を手のひらで押さえてガスを抜く。
- きれいな面を上にして張りが出るように生地を丸めます。
- 丸めた生地は乾燥しないようにラップや濡れ布巾で覆い、15分ほど休ませましょう。
作業中の生地は乾燥しがちです。
ラップや濡れ布巾で保護しながら
湿度を保ちましょう。
チョコレートパン(8個分)
■追加材料 チョコレート 80g(お好みで。増やすと一層美味しいです)
成形・二次発酵・焼成
- 生地を手のひらで押さえてガスを抜く。
- きれいな面を下にして中央から向こう側に向かってめん棒をかけます。
- もう片方の生地も位置を変えて中央から同じようにめん棒をかけましょう。
チョコレートの量に合わせて
長方形に生地を伸ばしていきます
- チョコレートを中央に置き1㎝ほど生地が重なるように上下に折り畳みます。
- 折り畳んだ端と左右の端をつまんでくっつけます。
- クッキングシートを敷いた天板に均等に並べて35℃で60分二次発酵させましょう。
- 200℃に余熱したオーブンで12~14分焼いて出来上がりです。
ハムチーズロール(6個分)
■追加材料
・ロースハム 6枚
・とけるスライスチーズ 6枚
・マヨネーズなど お好みで
成形・二次発酵・焼成
- 生地を手のひらで押さえてガスを抜く。
- きれいな面を下にして中央から向こう側に向かってめん棒をかけながら円形に伸ばします。
- とけるスライスチーズとロースハムを乗せて、お好みでマヨネーズなどを塗りましょう。
マヨネーズなどのトッピングを塗るときは中央に置くと巻きやすいです
- 向こう側から手前に向かって巻き、巻き終わりをつまんでくっつけます。
- 巻き終わりを上にして2つに折り、端を押さえます。
- わになっている方から生地の2/3まで縦に切り込みを入れて両側に開きましょう。
- 手のひらで押さえて形を整え、天板に並べて40℃で45分二次発酵させます。
- 200℃に予熱したオーブンで12分焼いて出来上がりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は手軽にできる菓子パンと食事パンを紹介しました。どちらも中に入れる具もお好みで、いろいろアレンジするのも楽しいですね。
基本の生地ですが、もう少しコクを押さえたい場合はバターの量を20g程度にしたり、卵が無い場合は牛乳を使っても大丈夫です。
パン作りで一番大事なのは、計量を正確に測ることですので、これさえ守っていれば、ほとんど失敗せずに上手に作ることができます。
また、オーブンによっては温度に若干の差が出ることがあるので、お使いのオーブンに合わせて焼成時間の調整をしてみてくださいね。
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