200℃で作れる初心者向けパン|家庭用オーブンで簡単に作る菓子パン&惣菜パン

10年ほど前から愛用しているオーブンレンジで、
週末にパン作りを楽しんでいます。

「パン作りは難しそう」
「高温が出るオーブンがないと無理なのでは?」

そんな理由で、パン作りをあきらめていませんか。

私のオーブンレンジは、210℃以上の高温は出ません。
そのため、以前はパン作りを少し遠いもののように感じていました。

けれど、実際に作ってみると、
200℃前後でも食事パンや菓子パンはきちんと焼けることがわかりました。

それからは、家庭用オーブンでも作りやすいレシピを工夫しながら、
少しずつパン作りのレパートリーを増やしています。

今回は、基本のロールパン生地を使って作る、
チョコレートパンハムチーズロールをご紹介します。

どちらも、板チョコ・ハム・とけるチーズなど、
身近な材料で作れるアレンジパンです。

どれも200℃前後で焼けるので、
高温が出にくい家庭用オーブンでも挑戦しやすいと思います。

なお、この記事では生地のこね方や一次発酵までの工程は省き、
成形・二次発酵・焼成を中心にまとめています。

また、基本のロールパン生地の作り方は、
下の別記事で詳しく紹介していますので、
初めて作る方は、先に生地を用意してから進めてみてください。

使用する生地目安
基本のロールパン生地1回分(8個)
チョコレートパン8個分
ハムチーズロール6個分

基本のロールパン生地は、別記事の分量で作ったものを使用します。

目次

チョコレートパン:8個分

まずは、菓子パンの定番、チョコレートパンです。

板チョコを包むだけなので、
初心者の方でも作りやすいパンです。

追加材料

材料分量
チョコレート80g

チョコレートはお好みで増やしても大丈夫です。少し多めに入れると、焼き上がったときの満足感が増します。

チョコレートパンの成形

手順内容
1生地を8分割し、ベンチタイムまで済ませます。
2生地を手のひらで押さえて、軽くガスを抜きます。
3きれいな面を下にします。
4中央から向こう側に向かって、めん棒をかけます。
5生地の向きを変え、もう片方も中央から同じように伸ばします。
6チョコレートを中央に置きます。
7生地が1cmほど重なるように、上下から折りたたみます。
8折りたたんだ端と左右の端をつまんで、しっかり閉じます。
9閉じ目を下にして、クッキングシートを敷いた天板に並べます。

包み口が開いていると、焼いている間にチョコレートが出てしまうことがあります。端はしっかりつまんで閉じましょう。

チョコレートパンの二次発酵・焼成

工程目安
二次発酵35℃で60分
予熱200℃
焼成200℃で12〜14分

オーブンによって焼き色に差が出るので、最後の数分は様子を見ながら調整してください。

ふっくら焼き上がって、表面にほどよく色がついたら出来上がりです。

ハムチーズロール:6個分

次は、食事パンとして楽しめるハムチーズロールです。

ハムととけるチーズを巻き込むだけで、
お惣菜パンらしい満足感が出ます。

朝食にも、軽いお昼にもぴったりです。

追加材料

材料分量
ロースハム6枚
とけるスライスチーズ6枚
マヨネーズお好みで

マヨネーズを少し加えると、
コクが出て惣菜パンらしい味になります。

マヨネーズなどのトッピングを塗るときは中央に置くと巻きやすいです

ハムチーズロールの成形

手順内容
1生地を6分割し、ベンチタイムまで済ませます。
2生地を手のひらで押さえて、軽くガスを抜きます。
3きれいな面を下にします。
4中央から向こう側に向かって、めん棒をかけながら円形に伸ばします。
5とけるスライスチーズとロースハムをのせます。
6お好みでマヨネーズを薄く塗ります。
7向こう側から手前に向かって巻きます。
8巻き終わりをつまんで閉じます。
9巻き終わりを上にして、2つに折ります。
10端を軽く押さえます。
11輪になっている方から、生地の2/3ほどまで縦に切り込みを入れます。
12切り込みを入れた部分を両側に開きます。
13手のひらで軽く押さえて形を整えます。
14クッキングシートを敷いた天板に並べます。

切り込みを入れて開くと、ハムとチーズが見えて、見た目もかわいらしくなります。

焼き上がるとチーズが少し溶けて、
それだけでうれしい香りが広がります。

ハムチーズロールの二次発酵・焼成

工程目安
二次発酵40℃で45分
予熱200℃
焼成200℃で12分

ハムチーズロールは、チーズが焦げやすいことがあります。焼き色が強くなりそうな場合は、
少し早めに様子を見てください。

作りやすくするポイント

1. 材料は正確にはかる

特に、粉・水分・イースト・塩は、
少しの違いで生地の状態が変わります。

「なんとなく」ではなく、
はかりで計量すると失敗しにくくなります。

パン作りは、少し理科の実験に似ています。
数字が整うと、生地も素直にまとまりやすくなります。

パン作りでいちばん大切なのは、材料を正確にはかることです。

2.生地を乾燥させない

ベンチタイムや発酵中は、
生地が乾かないようにします。

表面が乾いてしまうと、
成形しにくくなったり、焼き上がりがかたくなったりします。

生地にも、少し休む時間が必要なのですね。

ラップや濡れ布巾をかぶせておくと安心です。

3.オーブンに合わせて焼き時間を調整する

同じ200℃でも、
オーブンによって焼き色や火の入り方は少し違います。

初めて作るときは、
焼き上がりの数分前から様子を見ると安心です。

焼き色が薄ければ少し追加。
焼き色が強ければ次回は少し短めに。

自分のオーブンの癖を知っていくのも、家庭のパン作りの楽しさのひとつです。

アレンジのヒント

基本のロールパン生地は、
具材を変えるだけでいろいろ楽しめます。

菓子パンアレンジ

具材仕上がり
板チョコ定番のチョコパン
あんこあんパン風
クリームチーズやさしい酸味の菓子パン
ジャム甘いおやつパン

惣菜パンアレンジ

具材仕上がり
ハム+チーズ定番の惣菜パン
ツナ+マヨネーズ食べ応えのあるパン
コーン+マヨネーズ子どもにも食べやすい味
ウインナー朝食にもぴったり

具材を変えると、同じ生地でもまったく違うパンになります。

冷蔵庫にあるもので作れるのも、
手作りパンの楽しいところです。

基本生地の調整について

この基本生地は、
卵・バター・スキムミルクが入るので、
少しリッチでやわらかい生地です。

もう少し軽くしたい場合は、
バターを20gほどに減らしても大丈夫です。

卵がない場合は、
牛乳を使って作ることもできます。

ただし、水分量が変わると生地のやわらかさも変わるので、
最初は少しずつ調整するのがおすすめです。

調整の目安

変更したいこと調整方法
コクを控えたいバターを20gほどに減らす
卵がない卵+水の代わりに牛乳を使う
ふんわり感を出したいスキムミルクを入れる
具材を増やしたい包みやすい量から試す

アレンジは楽しいですが、
最初から大きく変えすぎると生地が扱いにくくなることがあります。

まずは基本通りに作って、慣れてきたら少しずつ自分好みに整えていくのがおすすめです。

まとめ

今回は、家庭用オーブンでも作りやすい、
200℃で焼ける菓子パンと惣菜パンをご紹介しました。

作ったのは、

  • チョコレートパン
  • ハムチーズロール

どちらも身近な材料で作れて、
初心者の方にも挑戦しやすいパンです。

パン作りは、
高温が出る本格的なオーブンがないとできないと思っていました。

でも、200℃前後でも、
家庭で楽しむパンは十分に焼けます。

大切なのは、

  • 材料を正確にはかること
  • 生地を乾燥させないこと
  • 発酵の様子を見ること
  • 自分のオーブンに合わせて焼き時間を調整すること

パン作りは、少し手間がかかります。

でも、粉を量り、
生地をこね、
ふくらむのを待ち、
オーブンから焼き上がる香りがしてくる時間は、
日常の中の小さな楽しみになります。

古いオーブンでも、
高温が出なくても、
工夫すればちゃんとおいしいパンは焼けます。

チョコレートがとろける菓子パンも、
ハムとチーズの香りがうれしい惣菜パンも、
家庭の台所から生まれる小さなごちそうです。

週末の少し静かな時間に、
あなたのオーブンでも焼いてみてくださいね。

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