みなさん、こんにちは。ちゃるぶろです。
今日は神奈川県の江ノ島にある江島神社のご紹介です。
江ノ島は観光スポットでもありアニメーションの舞台などで一度は行ってみたいと誰もが思う憧れの場所でもありますね。アニメの聖地巡礼をしながら神様のサンクチュアリに触れる旅はいかがでしょうか?
一度も訪れたことのない方のために、江の島弁天橋から江島神社の魅力や見どころを順を追ってご紹介していきます。
それでは、出発しましょう。
江の島弁天橋から江島神社へ
江の島に到着すると大きな橋が見えます。江島神社へと続く弁天橋です。
橋には龍が彫られた石灯籠が一対、鎮座しており弁天橋を渡りきると、その先に青銅の鳥居が見えます。ここで一礼、様々なお店が立ち並ぶ仲見世を見ながら進みましょう。
すると今度は朱色の鮮やかな鳥居に到着。ここが江島神社の入り口となります。
境内は階段や坂道が多いので歩きやすい靴と服装がおすすめです
高低差があるため参拝が大変な方には「エスカー」(専用のエスカレーター)の利用が便利です(有料)
江島神社の御祭神は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)・市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)・田寸津比賣命(たぎつひめのみこと) 天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)との間の三姉妹の女神様です。
また江島神社は、日本三大弁財天の1社に数えられる格式高い神社として妙音弁財天(みょうおうんべんざいてん)と神奈川県の重要文化財に指定されている八臂弁財天(はっぴべんざいてん)が安置されています。
辺津宮(へつみや)『下之宮(しものみや)』
朱色の鳥居から石段を上って約3~5分歩くと田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)をお祀りしている辺津宮があります。江島神社の一番下に位置していることから下之宮ともいわれています。
社務所などがある神社の中心となる社殿で、ご祈祷やお守り・御朱印の授与などができます。
そして本殿の向かいの池には、白くてきれいな龍が鎮座しています。「銭洗い白龍王」といわれており、この池で洗ったお金で参拝するとさらに御利益があると言われています。
さっそくお金を清めて拝殿前へ行くと、巾着型のかわいいお賽銭箱が目に飛び込んできました。
「相模彫り」という独特な彫りが施されてるこのお賽銭箱は、お金を入れると音が出る仕組みになっているそう。お賽銭を入れてみると清々しい音色を奏でてくれて心が洗われます。
奉安殿(ほうあんでん)
辺津宮の境内に八角形のお堂・奉安殿があります。
こちらには二体の弁財天がお祀り・安置されています。
・八臂弁財天(はっぴべんざいてん)
八つの手で剣や弓を持っており、とても力強さを感じる弁財天です。
弁財天は古代インドの水の神「サラスヴァーティー」がルーツとされ七福神のひとつになるまでは「戦勝祈願」の神とされていたことから勝運の女神様として祀らています。
・妙音弁財天(みょうおうんべんざいてん)
日本三大弁財天の一つで琵琶を抱えており白い肌がとても美しい裸弁財天です。
音楽芸能の女神様です。
堂内には江島縁起(※)弁財天降臨の場面に因んで十五童子像や龍の画が配されていて江島神社のルーツを感じることができます。ぜひ拝観してみてください。(拝観料:有料)
引用:江島縁起より※
伝説によると、その昔鎌倉には五頭龍が住んでおり数々の悪行で村人たちを苦しめていました。
ある日、舞い降りた天女に恋をした五頭龍は結婚を申し込みましたが悪行により一旦断られました。
その後、天女に諭された五頭龍は改心したのち村人たちを守ることに専念しましたが、そのたびに五頭龍の体は衰えていきました。
命の期限を悟った五頭龍はいつまでもこの地を守ることを約束し、天女のもとを離れて山に姿を変えたといいます。
その後天女は江島弁財天として祀られ、五頭龍は江の島の向かいにある龍口明神社(りゅうこうみょうじんじゃ)に祀られています。
江島神社の末社
奉安殿の隣に2つの末社がお祀りされていますのでご紹介します。
・八坂神社・・・御祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
水難、火難、病難除去、五穀豊穣の神として祀られています。
毎年7月の神幸祭は、神輿の海中渡御など江の島をあげて行われ、湘南唯一の夏祭りとして有名です。
・稲荷社・秋葉社・・・御祭神は豊受気毘賣命(とようけひめのみこと)衣食住の神、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)火の神として祀られています。江戸時代に火事が多かったことからお祀りされている社です。
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