都内五社巡りを歩く|皇居を囲む東京の神社参拝ルート

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5. 日枝神社|江戸の守護神・皇城の鎮

五社めぐりの最後、五番目に参拝するのは、
赤坂・永田町にある 日枝神社 です。

江戸の守護神として崇敬され、
現在は 皇城の鎮(こうじょうのしずめ) として知られています。

日枝神社の御祭神

主祭神は、
大山咋神(おおやまくいのかみ) です。

神様読み方分かりやすい説明
大山咋神おおやまくいのかみ山や大地、物事の基礎を司る神様
国常立神くにのとこたちのかみ大地を神格化した神様
伊弉冉神いざなみのかみ国生みの夫婦神。子授け・安産・子育てにも関わる
足仲彦尊たらしなかつひこのみこと第14代仲哀天皇

大山咋神の「咋」は、
「主」という意味を持つとされます。

物事の基礎や要を守り、
成長や発展を支える神様として受け止めると、
少し分かりやすいかもしれません。

近年は、厄除け、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌などを願う方にも崇敬されています。

天空の神社のような静けさ

表参道の山王鳥居をくぐり、
52段の石段を上ると、
そこには都会とは思えない静寂が広がります。

赤坂・永田町という都心にありながら、
境内に入ると空気が変わります。

高い場所にあるせいか、
まるで都市の上に浮かぶ「天空の神社」のようです。

忙しい街の音が少し遠くなり、自分の呼吸が戻ってくるような場所でした。

摂末社|山王稲荷神社・八坂神社・猿田彦神社

日枝神社には、
境内にいくつかの摂末社があります。

摂末社御祭神・特徴
山王稲荷神社倉稲魂神。生成発展・商売繁昌の神様
八坂神社素戔嗚神。商業・農業の守護、病気退散の信仰
猿田彦神社猿田彦神。よい方向へ導く先導の神様

山王稲荷神社へと続く赤い鳥居の稲荷参道は、
まるで異空間へ続く道のようです。

日枝神社を訪れたら、本殿だけでなく、こちらの参道からもぜひ歩いてみてください。

日枝神社の神猿

日枝神社では、猿が神様のお使いとされています。

神猿像に手を合わせると、
どこか親しみやすく、日枝神社らしいやわらかさも感じます。

「まさる」という音には、魔が去る、勝る、良い縁という意味が重ねられています。

日枝神社のお守り

日枝神社には、
肌守りや願種別のお守りなど、さまざまな授与品があります。

特に印象的なのは、
猿をモチーフにした まさる守 です。

お守り特徴
まさる守神猿をモチーフにした日枝神社らしいお守り
みちびき守よい方向へ導かれる願いに
幸玉守仕事運・金運・恋愛・健康などの天然石ブレスレット型
厄除・開運のお守り厄除けや運気の流れを願う

特に幸玉守は、
天然石のブレスレット型で、とてもおしゃれな印象です。

日常の中で身につけやすいお守りが多いのも、日枝神社の魅力だと思います。

日枝神社へのアクセス

項目内容
所在地東京都千代田区永田町周辺
最寄り駅東京メトロ「国会議事堂前駅」「溜池山王駅」「赤坂駅」周辺

再び東京大神宮へ|巡拝の締め

五社すべてを巡り終えたら、
再び東京大神宮へ戻ります。

スタートした場所に戻ることで、
五社めぐりがひとつの輪になるように感じられます。

日枝神社から東京大神宮へ戻る場合は、
東京メトロ南北線を使い、
「溜池山王」から「飯田橋」へ向かうルートが便利です。

東京大神宮に戻ったら、
無事に参拝を終えられたことを報告し、
感謝の気持ちを伝えます。

願いごとをするというより、「今日一日、歩かせていただきました」と静かにお礼をするような時間です。

都内五社めぐりのおすすめルート

今回の流れをまとめると、次のようになります。

順番神社最寄り駅の目安
1東京大神宮飯田橋
2神田神社(神田明神)御茶ノ水
3水天宮水天宮前
4虎ノ門金刀比羅宮虎ノ門
5日枝神社国会議事堂前・溜池山王
6東京大神宮飯田橋

中休みを入れずに一気に巡るのがよいと語られることもありますが、
実際に歩くと、境内をゆっくり眺めたり、摂末社にも手を合わせたりして、
思っていたよりも時間がかかります。

無理に急ぐより、その日の体調や気分に合わせて巡るのがおすすめです。

都内五社めぐりで感じたこと

五社を巡り終えたころ、
思っていたよりも心が静かになっていることがあります。

東京大神宮では、
やわらかな結びの空気に触れ

神田明神では、
江戸の活気と現代の力強さを感じ

水天宮では、
命を見守るような清らかさがありました。

そして、虎ノ門金刀比羅宮では、
ビルの谷間に残る祈りの強さを感じ

日枝神社では、
都会の上にある静かな空へ、気持ちが抜けていくようでした。

皇居を囲むように神社を巡る一日は、ただの移動ではなく、心の中にゆっくり線を引いていくような時間でした。

まとめ|東京の真ん中でできる静かなひとり時間

都内五社めぐりは、
東京の真ん中でできる静かな参拝コースです。

皇居を中心に五つの神社を巡り、
最後にスタート地点へ戻る。

その流れには、
日常から少し距離を置き、
自分の内側を整えるような時間があります。

もちろん、作法や順番を完璧に守らなければいけないわけではありません。

ひたすら無心で歩く巡礼のような一日もよいですし、
少し早起きをして、街の空気を感じながら巡るのもよいと思います。

  • 境内で立ち止まる。
  • 摂末社に手を合わせる。
  • お守りを眺める。
  • 御朱印をいただく。
  • 街の変化を感じながら次の神社へ向かう。

そのひとつひとつが、
都内五社めぐりの時間を深めてくれます。

東京の中心にいながら、
少しだけ静かな場所へ戻れる。

都内五社めぐりは、
そんな時間をくれる参拝コースだと感じました。

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