生まれてすぐの子猫を拾ったら!?~すぐにやるべき3つのお世話

ペット

みなさんこんにちは! ちゃるぶろです。

ある日突然の出会い。

目の前に ミャ~ と可愛い子猫があらわれたら・・・!?

あなたならどうしますか?

母猫が何らかの事情で子育てができなくなってしまったなど

生後間もない子猫の保護は、何か理由がありそうですね。

「保護したけど、どうしたらいいかわからない・・・。」

初めてのことだったら誰しもが一瞬、そう戸惑うはずです。

今日はそんな心優しいあなたにおくる

保護したらすぐにやるべきこと3つのポイントを紹介します。

 

健康状態の観察と保温

まずはすぐに健康観察をしましょう。

大丈夫! さぁ落ち着いて。あなたにもきっとできます。

やわらかいタオルでなどで子猫をやさしく保護して状態をチェックしましょう。

元気はありますか?

体におかしいところはありませんか?

健康観察で大事なポイントは保温と

元気・食欲はあるかをチェックします

・活発に手足を動かし鳴いている

元気よく手足を動かして声にハリがあったら、まず問題ないでしょう。

体が汚れていたら手早く洗ってすばやく乾かします。

そして次に、携帯カイロなどで体温が下がらないように保温しましょう。

その際、カイロは直接子猫の体に触れないようにタオルの下に置くか離して設置しましょう。

ポイントは子猫自身が移動できるようなスペースを空けることです。

熱くなくても長時間体に触れていると低温やけどをしますので注意してください。

元気そうでも目ヤニ、鼻水があったら感染している可能性があります。

小さなからだ。いつ急変してもおかしくありません。

早めに病院へ受診してくださいね。

・動きが鈍く鳴き声も弱々しい

体温が下がり、衰弱している可能性があります。

一刻も早く体を温めてあげましょう。

しばらくしても回復しない場合は、41~42度のお湯に入れて

やさしく体をマッサージしながら温めてあげるのも有効です。

カイロで温める場合は直接体に触れることは絶対にしないようにしましょう。

やけどの原因になります。

また、皮膚に張りが無い場合は脱水している可能性があるので

応急処置としてスポーツドリンクをほんのり甘い程度に

薄めたものを与えて様子をみましょう。

状態をみながらすぐに病院へ受診してください

食事

さぁ、体温が回復して動きがますます活発になってきました!

次はミルクの時間です。

猫は牛乳を与えると消化ができないため下痢や嘔吐をしてしまいます。

必ず専用のミルクを与えるようにしましょう。

万が一、用意ができない場合は応急処置として

ほんのり甘い程度の砂糖水やスキムミルクでも代用できます。

スポイトやシリンジなどで少しずつ与えるようにしましょう。

できれば子猫用の哺乳瓶があればよいですね。

生後間もない猫は2、3時間おきに授乳する必要があります。

排泄

生まれて間もない猫の赤ちゃんは、まだ自分でトイレをすることができません。

ミルクの前とあとに、やわらかいティッシュか綿棒で

皮膚を傷つけないようにやさしく排泄を促してあげましょう。

通常、便の色は黄色ですが、ミルクに含まれている成分の影響で

緑色の便が出ることがあります。

異常ではないので安心してくださいね。

あきらかに下痢や色がおかしい場合はすぐに受診してくださいね。

まとめ

・健康状態を確認し、保温に努める

・ミルクは2、3時間おきに子猫用のものを与える

・ミルクの前と後に排泄を促す

 

2、3時間おきのミルクや保温などとても大変そうですが子猫の成長は早いため

その数週間はとても貴重な時間となりそうですね。

今回は生後間もない子猫を保護した時の応急処置としてのお世話をお伝えしました。

以上、いかがでしたでしょうか?

猫は本来、感染症などにかかりやすいので外に出してはいけない動物なのです。

そのようなことから、地域猫はとても厳しい環境の中での生活であることがうかがえますね。

また、生まれた子猫の健康状態を把握するためにも

保護したら必ず健康診断を受けるようにしましょう。

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